腰下まで伸びる長い黒髪に赤色のインナーヘアーが特徴。前髪は白髪であり四つ束に別れ、外側の黒髪にも赤いメッシュが所々に入っている。瞳は赤と金立花色のツートンカラーで瞳孔の色も特徴的。
鬼火のツノの様な物が常に頭上で燃えており、アイムの感情によりその色も変化する。右耳に赤いクリスタルのピアスをつけている。白生地の袴着物には炎の様な柄があしらわれている。
一見すると厳格な印象を持たれるが本人は温厚な性格であり、少々繊細で臆病な人柄。争いを嫌い、縛られる事と身勝手な依存を嫌う。少々天然なのか、誠実に振る舞いつつも空回りする事も多く若干ぽんこつも目立つ。
元は
小さな集落を支配した土着の祟り神「赫妃夢猛火之命」(アイムミョウカノミコト)の名を持つ。
かつては畏怖の対象として多くの信仰を集め、崇め祀られていたが、時代と共に集落の人口は減り人々の神への信心も薄れ、それによりアイム自身も衰退して社も廃れて行った。
信仰や供物の足りない中で人々の都合の良い「神頼み」は続き、彼女自身も消滅の危機と人々の恵みだけを乞う行いに焦燥を、又は不満も感じていた。
然しながらそんな彼女の焦燥梅雨知らず「神など信じない」と口に出す者もおり、最終的に神域を荒らされ数々の忘恩、狼藉を受けた事が彼女の身に穢れを満たし、
祟り神として暴走し、集落に「祟り」と言う名の大災害を起こした。
「
祟り神へ恵む__の救済」
「我を誰とも忘れ 働くその狼藉罪深し」
災害の被害や著しく、彼女は自身の撒いた祟りで信仰する「人間」を集落毎滅ぼしてしまう。信仰なき神は消滅する、それを理解していた。故にその時を待ち、消滅を受け入れた時に───
リシェスと出会う。
リシェスは絶望し諦観していたアイムに笑みを向け手を差し伸べ
「やっと見つけた」「迎えに来たよ」とまるで、
彼女を既に見知ったものとして見る様に声をかけ、アイムも混濁した意識のまま、然し彼女の手を迷いなく取った。
自身の無価値さを嘆き、助けても恩返しなど出来ないと話すアイムに
「恩返しはもう貰ってる」と意味深な言葉を返すリシェスはただ暗い境内から明るい外へとアイムを連れ出した。