アイム

遅くなってごめんね。迎えに来たよ
遅くなってごめんね。迎えに来たよ

アイム
年齢不詳(推定1000歳以上)
性別:女
一人称:私
二人称:貴方
種族:神(祟り神)

腰下まで伸びる長い黒髪に赤色のインナーヘアーが特徴。前髪は白髪であり四つ束に別れ、外側の黒髪にも赤いメッシュが所々に入っている。瞳は赤と金立花色のツートンカラーで瞳孔の色も特徴的。鬼火のツノの様な物が常に頭上で燃えており、アイムの感情によりその色も変化する。右耳に赤いクリスタルのピアスをつけている。白生地の袴着物には炎の様な柄があしらわれている。

一見すると厳格な印象を持たれるが本人は温厚な性格であり、少々繊細で臆病な人柄。争いを嫌い、縛られる事と身勝手な依存を嫌う。少々天然なのか、誠実に振る舞いつつも空回りする事も多く若干ぽんこつも目立つ。

元は小さな集落を支配した土着の祟り神「赫妃夢猛火之命」(アイムミョウカノミコト)の名を持つ。
かつては畏怖の対象として多くの信仰を集め、崇め祀られていたが、時代と共に集落の人口は減り人々の神への信心も薄れ、それによりアイム自身も衰退して社も廃れて行った。
信仰や供物の足りない中で人々の都合の良い「神頼み」は続き、彼女自身も消滅の危機と人々の恵みだけを乞う行いに焦燥を、又は不満も感じていた。
然しながらそんな彼女の焦燥梅雨知らず「神など信じない」と口に出す者もおり、最終的に神域を荒らされ数々の忘恩、狼藉を受けた事が彼女の身に穢れを満たし、祟り神として暴走し、集落に「祟り」と言う名の大災害を起こした。
祟り神へ恵む__の救済
「我を誰とも忘れ 働くその狼藉罪深し」

災害の被害や著しく、彼女は自身の撒いた祟りで信仰する「人間」を集落毎滅ぼしてしまう。信仰なき神は消滅する、それを理解していた。故にその時を待ち、消滅を受け入れた時に───リシェスと出会う。

リシェスは絶望し諦観していたアイムに笑みを向け手を差し伸べ「やっと見つけた」「迎えに来たよ」とまるで、彼女を既に見知ったものとして見る様に声をかけ、アイムも混濁した意識のまま、然し彼女の手を迷いなく取った。
自身の無価値さを嘆き、助けても恩返しなど出来ないと話すアイムに「恩返しはもう貰ってる」と意味深な言葉を返すリシェスはただ暗い境内から明るい外へとアイムを連れ出した。
確かにこの時のアイムとリシェスは初対面だった。アイムの記憶にリシェスという少女は存在しない。それでもリシェスは「私は貴方に救われた事がある」と述べるのだ。
困惑の中、然し「恵み」や「見返り」を求めぬ無償の救済は、アイムの燃え尽きた感情に再び火を灯し、その「救済」の意味に気づくにつれ、強くリシェスという少女に惹かれていく事になる。

───然しやがてリシェスの言葉の意味をある一件により理解し、そしてアイムがリシェスと同じ禁忌を犯す事をリシェスはこの時はまだ知らず
アイムがリシェスの為に「歴史改変」に手を染め何千年と幾千の時間軸と時空間を歩む事、そしてその中で彼女へ向けるこの衝動や思いが恩返しなどではなく、リシェスへの「愛」だと彼女が気付くに至る迄。

彼女が「教会のあの頃の聖女」に出会う迄
あと×××年─────


尚、2人で因果を断ち邂逅した後にはハッピー百合ライフを問題なく送る事になる。お互い両思いであるにも関わらずお互いが愛でたがりの為に定期的に上下戦争が起こる。リシェスの包容力カンストイケメン具合にゾッコンなアイムは押し負け傾向にあるが、実はリシェスが不意打ちや大胆な行動に弱い事も知っており、逆襲の好機を常に伺っている。
この争いに決着はまだまだつきそうにないだろう。

又、リシェスのことは「リシェちゃん」の愛称で呼び(偶にリシェしゃにもなる)彼女を強く溺愛しており、彼女の笑顔に悉く弱い。
普段穏やかでありながらもリシェスに危険が迫ると、過激過ぎるくらい途端にバーサーカーになる一面もあり「神」としての威厳は少なからずまだ残っている様。
海の見える丘で夕陽をバックに波の音を聞きながらリシェスにプロポーズする事を夢見ている。