リシェス

帰ろう 私達の在るべき場所に
帰ろう 私達の在るべき場所に

リシェス
年齢不詳(推定1000歳以上)
性別:女
一人称:私
二人称:貴方
種族:神(聖女)

長い蒼髪を後ろでハーフアップ調に束ねている。小さなアホ毛と謎の耳の様な癖毛が特徴で、後者の癖毛は感情によってピコピコ動くこともあるが、本人は無自覚。夕陽を思わせる鮮やかな橙色の瞳を持つ。着流すように着用するフード付きコートの裏地にはナスタチウムの花柄があしらわれており、コート裾部分はマーメイド調のワンピースのようにヒラヒラと広がっている。左耳に赤いクリスタルピアスとチェーン調ピアスをつけている。

明るく感受性が豊かで、自由でのんびりとしている。縛られることを嫌う故か人に無理強いをせず、表情豊かで包容力がある、穏やかで無垢な性格。時折悪戯っぽく、少女の様な一面を見せる事もあるが、カリスマ性も強く、無自覚に人を惹き寄せる。

元は教会にいると人々に信じ崇められていた「天使」又は「聖女」類の人ならざる女神の一種で、人々の強い信仰と祈りに縛られ、教会に何百年と閉じ込められてしまっていた。
無垢な祈り

修道女の様な出立に背中には白く美しい翼を背負っていたが、信仰の鎖に縛られ、飛ぶこともままならぬまま、教会で人が理想視する「聖女」として崇め奉られていた。然りとてその祈りも又「願いを叶えてほしい」「此処の聖女様ならなんでも許してくれる」「楽して富を与えて貰える」等という欲望まがいの身勝手な物ばかりであり、彼女自身はそんな人々の身勝手さに嫌気がさしており、同様に「慈悲深い神」として飾られ地上に縛られ続ける己の責務と運命を悲観し絶望していた。

心の中でナニカが叫ぶ。
「聞きたく無い。もう何も見たく無い」

諦観をしかけた───そんな時、アイムと出会った。
彼女は初対面でありながら「迎えに来たよ」とリシェスに述べ、手を伸ばした。アイムのその瞳は何故か既に「リシェス」を見知った者として認識して居た。

アイムは、絶望し半狂乱になったリシェスの「すべてを焼き払って欲しい」と言う悲痛な「願い」を受け入れ、彼女の教会を結界毎破壊し、彼女を閉じ込める全てを言葉通り焼き払った。
教会は崩壊し、信仰として彼女を縛っていた鎖や祈りがアイムの手によって破られた事により、リシェスは初めて自由を得る瞬間を手に入れる。
然しアイムの手を取る直前、アイムは、彼女の目前で消滅をしてしまった。

彼女の影を忘れられず、与えるのではなく「与えられた救済」とその無償の真心、救済の真実を、リシェスは忘れられなかった。
その影を追い、彼女は禁忌の決意をする。

それが「歴史改変」───遥か多くある時間軸の中、その何千の時空内を旅して、過去に戻り続け自分を救済した"アイム"を見つけ、彼女の消滅する未来を防ぐ事。
何千年と掛かろうと、彼女はアイムが見せた「無償の救済」の意味を辿りたかった。何千年と掛かる幾星霜の無限の旅の中アイムだけを思い彼女の影を追う内その感情は変化を遂げ、やがて後のアイムと自身の運命をより強い物へと変えていくことになる。
かつこれは執着ではなく恩返しなどでもなく「アイム」へ抱く純粋な愛だったと彼女が気付くに至る迄
彼女が「破滅したあの時の祟神」に出会う迄
───あと×××年


尚、因果を断ち切り、2人で邂逅した後はハッピー百合ライフを問題なく送る事になる。お互い両思いであるにも関わらずお互いが愛でたがりの為に定期的に上下戦争が起こる。リシェスは持ち前の包容力とスパダリ力を駆使しアイムを圧倒する事もあるが、実は割と押しに弱い部分もあるらしく、すぐに赤面する上、不意打ちにはあまり強くない。
この争いに決着はまだまだつきそうにないだろう。

因みに本編後は落雷を操る事が可能となるが、それはある別世界線での出来事により手に入れた後天性の力であり、リシェス本来が元々持っていたものではない。

又、アイムの事は「アイムちゃん」と呼ぶ(偶にアイムしゃになる)(主にぽょ顔甘えモード時)
アイムに庇護心を抱いており溺愛し、彼女を全肯定しいつも手を引いて歩いてくれる。嘘がつけない性格で図星を突かれても動揺しつつ否定をしない素直すぎるほどの正直者。
花の咲き乱れる花園の1番大きな木の下でアイムにプロポーズする事を夢見ている。